Homeお知らせ【茨城県の屋根塗装】タスペーサーと縁切りの違い・必要性を徹底解説!

【茨城県の屋根塗装】タスペーサーと縁切りの違い・必要性を徹底解説!

屋根塗装の見積りを見て、
タスペーサーって何?
縁切りってどういう作業?
と疑問に思ったことはありませんか?

実はこの2つ、どちらも屋根の通気・排水を確保するために欠かせない大切な工程です。
特に茨城県のように湿気が多く、梅雨や台風による降雨が多い地域では、
これらを正しく行うかどうかで「屋根の寿命」が大きく変わります。

この記事では、

・タスペーサーと縁切りの役割の違い

・なぜ重要なのか

・施工手順・注意点
をわかりやすく解説します。

屋根塗装後に起こりやすい「雨水の滞留」とは?

スレート屋根(カラーベストなど)は、1枚ずつが重なり合うことで雨水を下へ流す構造です。
ところが、屋根を塗装すると塗料が重なり部分に入り込み、本来あるべき“水の通り道”がふさがってしまうことがあります。

これを放置すると、

・屋根裏に水がたまる

・雨漏り

・屋根材の腐食

・野地板や防水紙の劣化
などのトラブルを引き起こします。

この「塗膜でふさがった隙間を再び確保する作業」が、縁切りまたはタスペーサー工法です。

縁切りとは?

「縁切り」とは、塗装によって塞がったスレート屋根の重なり部分(縁)を切り離して隙間を作る作業のことです。

作業方法

上塗り後、乾いた塗膜の重なり部分を**カッターや皮スキ(へら)**を使って手作業で切り離していきます。
屋根材の1枚1枚に少しずつ隙間(約2~3mm)を作ることで、水の排出路と通気を確保します。

縁切りの目的

・雨水や湿気を逃がす通り道を確保

・屋根内部の結露やカビの防止

・雨漏りのリスク軽減

メリット

・どんな屋根でも対応可能(タスペーサーが使えない屋根にも有効)

・塗装後でも施工できる

デメリット

・手作業のため時間と手間がかかる

・屋根を再び踏むため、塗膜を傷つけたりスレートを割るリスクあり

・仕上がり後に目立つキズが出ることもある

タスペーサーとは?

一方で「タスペーサー」は、縁切りと同じ目的を“塗装中”に行うための専用パーツです。
スレート屋根の重なり部分に樹脂製の部材を差し込むことで、塗膜で塞がれないように隙間を確保します。

タスペーサー01

通気性能やクッション性能、耐溶剤性などをアップした新しい「タスペーサー」です。

タスペーサー02

通常の屋根補修に使われる汎用性の高い「タスペーサー」です。

タスペーサーの特徴

・縁切りの“事前対策”として施工

・下塗り後に差し込む(塗装中に完結)

・屋根を踏まずに済むため、割れのリスクが少ない

・施工時間が短く、仕上がりもきれい

縁切りとタスペーサーの違いを簡単に比較!

比較項目縁切りタスペーサー
タイミング上塗り後に施工下塗り後に施工
方法カッター・皮スキで切る樹脂パーツを差し込む
美観傷やムラが出ることも均一で見た目がきれい
効率時間がかかる施工スピードが速い
屋根のリスク踏み割れ・再塗装リスクあり屋根に負担が少ない
コスト手間がかかる分やや高め標準工法として採用が増加

茨城県でタスペーサー・縁切りが特に大事な理由

茨城県は関東でも湿気・降雨・台風の影響が強い地域です。
特に、梅雨・秋雨・台風シーズンの湿度と気温差で屋根内部に結露が発生しやすく、
屋根材の裏に水が残るとカビ・腐食・雨漏りが発生しやすくなります。

さらに、鹿嶋市・神栖市・大洗町などの沿岸部では塩分を含んだ風が吹きやすく、
屋根裏に湿気がこもると、塩害+湿気で屋根の腐食スピードが倍増します。

だからこそ、

「屋根が呼吸できる構造に戻す」=縁切り・タスペーサー施工が欠かせない
というわけです。

タスペーサーの施工手順(スレート屋根の場合)

高圧洗浄・下地処理
 屋根の汚れ・苔・旧塗膜を除去し、ひびを補修。

下塗り(シーラー塗布)
 塗料を密着させるための下地を整える。

タスペーサー挿入
 下塗り後、乾燥した段階で屋根材の重なりに1〜2個ずつ差し込む。
 (1枚あたり2カ所=ダブル工法が一般的)

中塗り・上塗り
 塗膜を重ねても、タスペーサーが隙間を保つため水の通り道が確保される。

完了点検
 部材の浮き・抜け・塗膜のダメージを確認し、清掃して完了。

縁切りが必要なケースとは?

タスペーサーが使えない場合や、過去の塗装で既に重なり部が埋まっている場合には、
手作業による縁切りが必要です。

例えば👇

・屋根材が反っていてタスペーサーが入らない

・瓦調スレートや特殊形状屋根

・以前の塗装で隙間が完全に埋まっている

この場合、塗装完了後にカッターで“水の通り道”を開けてあげる作業が縁切りです。

タスペーサー・縁切りをしないとどうなる?

もし屋根塗装で隙間確保を怠ると、
次のようなトラブルが発生します👇

・雨水が屋根材下にたまって雨漏り

・塗膜が膨れて剥がれ・浮きが発生

・屋根裏が湿気でムシムシし、カビ・木材腐食

再塗装費用が数年で再発(耐用年数が半減)

これは特に茨城のような高湿度・強風エリアでは顕著です。
適切な縁切り・タスペーサー施工が、実は最も大切な「見えない工程」なのです。

見積りで確認すべきポイント

屋根塗装の見積書には、次のような項目があるか必ず確認しましょう👇

✅ 「タスペーサー(縁切り)工法」と明記されている
✅ 使用個数・単価・工法(シングル/ダブル)が記載されている
✅ 屋根材がスレート屋根である(瓦・金属屋根には不要)
✅ 施工前点検で屋根材の反り・割れを確認している
✅ 施工後の報告書・写真がもらえる

「見積りに書いてない」「説明が曖昧」な場合は、業者に必ず質問しましょう。
信頼できる業者ほど、タスペーサーや縁切りの工程をしっかり説明してくれます。

まとめ:タスペーサー・縁切りは“屋根の呼吸を守る工法”

項目内容
タスペーサー樹脂部材で隙間を確保する新工法
縁切り手作業で隙間を作る伝統工法
共通の目的屋根下の水分・湿気を逃がすための通気確保
茨城県での重要性高湿度・台風・塩害に強い屋根を作るために不可欠
注意点屋根の形状や状態で適用方法が異なる

FAQ

外壁塗装はなぜ必要なのですか?
外壁塗装は見た目を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要なメンテナンスです。
放置するとひび割れや雨漏りの原因になります。
塗装のタイミングは築何年くらいが目安ですか?
一般的には築10年ごとが目安ですが、立地や使用塗料によって前後します。
チョーキング(粉吹き)やひび割れがあれば早めの塗り替えをおすすめします。
工事期間はどのくらいかかりますか?
通常は3週間程度です。
天候や建物の大きさにより多少前後しますが、事前にしっかりと工程をご案内いたします。
雨の日でも塗装はできますか?
基本的に雨天時の屋外塗装は行いませんが、雨の影響を受けない場所であれば作業可能な場合もございます。
状況を見ながら柔軟に対応いたしますので、ご安心ください。
工事中は家にいても大丈夫ですか?
はい、在宅でも問題ありません。
ただし、足場の設置や洗浄時に多少の音や振動が発生しますので、あらかじめご説明いたします。
塗料のにおいは気になりますか?
最近の塗料は水性が主流で、においもかなり軽減されています。
気になる方には低臭タイプの塗料をご提案いたします。
どんな色でも選べますか?
はい、基本的に自由に選べます。
カラーシミュレーションや実際のサンプルをご用意し、イメージ通りの仕上がりをご提案します。
コーキングの打ち替えも必要ですか?
はい、外壁塗装と同時に行うのが一般的です。
コーキングが劣化していると、塗装後も雨漏りやひび割れが起きる恐れがあるため、塗装とセットでの施工をおすすめします。
ご近所へのあいさつはしてもらえますか?
はい、当社では工事前にスタッフがご近所様へご挨拶に伺い、工事内容や日程について丁寧にご説明いたします。
また、工事完了後にもご挨拶にお伺いし、近隣の方々への配慮を徹底しておりますので、どうぞ安心してお任せください。
工事中に窓は開けられますか?
足場にメッシュシートを張るため、窓の開閉は制限される場合があります。
換気や生活への影響を最小限にするよう配慮いたしますので、ご安心ください。
見積もりを取ったら必ず契約しないといけませんか?
いいえ、もちろんそんなことはありません。
お見積もり・ご相談は無料ですので、他社との比較や検討材料としてお気軽にご利用ください。

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会社名
合同会社 HIGH
事業所名①
東京本社
〒153-0044 〒153-0044 東京都目黒区大橋1丁目3-8 Bnd Bldg 6F
メールアドレス
info@high-inc.jp
サービスエリア
日本全国
設立日
2022年4月8日
事業所名②
茨城営業所
〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1丁目10−1
つくばセンタービル1階
代表
二宮 俊
業務内容
リフォーム工事全般

東京本社

茨城営業所

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