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セキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏りの原因と費用や保証、業者選びもわかる徹底ガイド

防止工事
セキスイハイムのステンレス屋根だから安心、メンテナンスフリーだと思い込み、シーリングや防水シートの劣化を放置すると、天井や壁の雨漏りシミが出た時点で既に下地や断熱が傷み始めています。10〜20年で接合部やガスケットが傷むのは業界では前提条件で、部分補修で数万円、屋根防水シート更新やカバー工法まで進めば屋根交換費用は一気に跳ね上がります。一方で、台風や豪雨が原因なら火災保険、新築からの年数次第では雨漏り保証が効く可能性もあり、この線引きを知らないこと自体が損失です。 本記事では、セキスイハイムのステンレス屋根の構造と弱点、雨漏り原因ベスト5、セルフチェック方法、散水試験などプロの診断の限界までを解説しつつ、メンテナンス費用の目安と素材選び、どこまで保証や保険で自己負担を抑えられるかを整理します。さらに、メーカーと地域の屋根防水専門業者のどちらに依頼すべきか、茨城県つくば市周辺での具体的な動き方まで踏み込んでいます。今どの段階で手を打てば、余計な工事費用とリフォームリスクを最小限にできるかを判断するための実務ガイドとして読み進めてください。

目次

セキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏りで今なにが起きているのか?今すぐチェックしたくなる症状リスト

「まだ本格的な雨漏りじゃないから…」と放置すると、ステンレス屋根の下で下地と断熱材だけが静かに腐っていくケースが少なくありません。まずは今の症状がどのレベルかを、冷静に押さえておきましょう。

天井や壁のシミとカビのサインをどう読み解くか

天井のシミは「輪っかがはっきり・色が濃い」ほど雨水が継続的に入り続けているサインになります。クロスの継ぎ目が浮く、押すとフカフカする、カビ臭さが増した場合は、断熱材まで含水している可能性が高く早期の点検が必要です。

軒先や軒天、雨樋まわりで「外から見える異変」を見逃さないコツ

セキスイハイムのステンレス屋根は本体よりも「軒先・スノーダクト・雨樋との境目」でトラブルが出やすい構造です。軒天の膨れや塗装の剥がれ、雨樋金具のぐらつき、軒先の黒ずみやコケが片側だけ多い場合は、排水不良やオーバーフローが起きているサインと見てよいです。

生活シーン別で分かる雨漏りの前兆(豪雨・台風・冬場などタイミング別)

豪雨や台風のときだけ天井裏からポタポタ音がする場合は、排水経路が一時的にキャパオーバーになっている可能性があります。冬場だけ天井にシミが出るケースは、屋根裏で雨水と結露が混在していることがあり、断熱性能の低下も同時進行していることが多いです。

セキスイハイムのステンレス屋根の構造と弱点をサクッと理解しよう

ステンレスのボルトレス折板の下には、防水シートと断熱材、さらに木の下地が層になっています。雨漏りはこの「層の境目」と、庇やバルコニーとの取り合いで起きやすくなります。

ボルトレス折板屋根と防水シート、その下の断熱と下地の関係をイメージする

表面は金属で強く見えますが、実際に傷むのはその下の防水シートと木下地です。防水シートのわずかな破れから入った雨水がシートの上を横走りし、数メートル離れた室内に出てくることも珍しくありません。

庇やバルコニー、防水シート、雨樋との取り合い部がなぜ雨水の「弱点」になるのか

異なる部材同士をつなぐために、どうしてもシーリングやガスケットといった「柔らかい材料」に頼る部分が生まれます。ここが10〜20年で劣化し、風向きの変化や強風時の吹き上げで、想定していない向きから雨水が入り込むのが典型的なパターンです。

積雪やスノーダクト屋根で起きやすいオーバーフローと逆流のメカニズム

雪が多い地域や屋根勾配が緩い建物では、スノーダクトやルーフドレンにゴミが詰まると一気にオーバーフローします。水位が上がることで、防水シートの立ち上がりを超えて逆流し、ベランダや外壁との取り合いから室内側へ侵入してしまいます。

セキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏りが発生する原因ベスト5と、やりがちな危険な勘違いに注意!

現場で多い原因を整理すると、どこから手を付けるべきかが見えてきます。
主な原因 特徴的な症状 放置リスク
シーリング・ガスケット劣化 雨風が強い日にだけ漏る 再発を繰り返しやすい
防水シート破損 場所特定が難しい 下地腐食が進行
配管・アンテナ貫通部不良 局所的なシミ 強風時の揺れで悪化
雨樋・スノーダクト詰まり 豪雨時のみあふれる オーバーフローで一気に浸水
施工時の納まり不良 新築数年以内に発生 構造的な補修が必要
「ステンレスだから一生安心」「屋根塗装だけしておけば大丈夫」といった思い込みで、防水シートやシーリングの更新を先送りにするのがいちばん危険です。

自分でできるセキスイハイムの屋根からの雨漏りセルフチェックと、絶対NGな応急処置まとめ

室内と外まわりを押さえる雨漏りチェックリストの使い方

次の3点をスマホで写真記録しながら確認すると、業者への相談が一気にスムーズになります。
  • シミの位置と大きさ、出た時期
  • 外から見た軒先・ベランダの状態
  • 雨の日と晴れの日の違い

雨の日と雨上がりに確認したい排水ルートと雨音のヒント

雨が降っているときは、軒樋から水があふれていないか、スノーダクトの排水口から勢いよく出ているかを見ます。雨上がりには、屋根の一部だけ乾きが遅い場所や、外壁の一部だけ濡れたままの箇所がないかをチェックしてください。

屋根に上がらない方がいい理由と、コーキング塗りたくりが危険なワケ

金属屋根は想像以上に滑りやすく、足元を踏み抜いて防水シートを傷つけるリスクもあります。また、見える隙間に市販のコーキングを塗りたくると、本来の排水経路をふさぎ、オーバーフローを誘発することが多いです。

プロの雨漏り診断前に準備しておくとスムーズになる情報

発生した日付や天気、風向きのメモ、過去のリフォームや修理履歴、図面や保証書の有無を整理しておくと、診断の精度が大きく上がります。私の視点で言いますと、この事前情報の質が、その後の調査費用と補修費用のバランスを決めると言っても大げさではありません。

セキスイハイムのステンレス屋根の構造と弱点をサクッと理解しよう

「どこから漏れているのか分からない」。このモヤモヤを晴らすには、まず“屋根の中身”をイメージでつかむのが近道です。

ボルトレス折板屋根と防水シート、その下の断熱と下地の関係をイメージする

セキスイハイムのステンレス屋根は、ざっくり分けると次の4層で成り立っています。
  • 一番上:ボルトレス折板のステンレス鋼板(雨を受ける金属ルーフ)
  • 中間1:防水シート(ルーフィング・塩ビシートなど)
  • 中間2:断熱材(グラスウールや硬質断熱材)
  • 一番下:下地(鉄骨や木下地、天井ボード)
金属ルーフは“一次防水”、防水シートは“二次防水”の役割です。表面のステンレスが無傷でも、二次防水の防水シートの劣化や、固定部のシーリング切れが起きると、雨水が内部を静かに横走りして天井のシミとして現れます。

庇やバルコニー、防水シート、雨樋との取り合い部がなぜ雨水の「弱点」になるのか

屋根そのものより、異なる部材がぶつかる“境目”が要注意です。
  • 屋根と庇が交わる段差
  • バルコニー床とステンレス屋根の取り合い
  • ステンレス折板とスノーダクト・樋の接続部
ここでは、防水シートを立ち上げてシーリングやガスケットでつなぐ複雑な納まりになります。動く部材同士をシーリングで無理につないでいる部分は、温度変化や地震で微妙に動き、数年〜十数年で隙間が生まれやすいポイントです。

積雪やスノーダクト屋根で起きやすいオーバーフローと逆流のメカニズム

スノーダクトや箱樋があるタイプでは、排水経路の“詰まり”が命取りになります。
  • 落ち葉や土ほこりでスノーダクトの排水口が狭くなる
  • 大雨や雪解けで一気に雨水が流れ込む
  • 排水が追いつかず、水位が上がって立ち上がりを超える
  • 本来濡れないはずの防水シート立ち上がり部から逆流して浸水
表面だけ見ると「樋が少し溢れているだけ」に見えても、内部では防水ラインを超えたオーバーフローが静かに進行していることがあります。私の視点で言いますと、この“静かなオーバーフロー”を見逃したケースの再発相談が特に多い印象です。

セキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏りが発生する原因ベスト5と、やりがちな危険な勘違いに注意!

シーリングやガスケット、防水シートの劣化で起きる典型トラブル

  • ボルトレス折板の継ぎ目シーリングのひび割れ
  • スノーダクト立ち上がり部の防水シートの浮き
  • 開口部まわりのガスケット硬化
これらは築10〜20年以降、点検をしないと一気に劣化が進む部分です。

アンテナや配管貫通部、換気フードまわりのピンポイント雨漏り

後付けのテレビアンテナやエアコン配管、換気フードは、メーカー標準納まりと違う“追加工事”になりがちです。金具固定部のシーリング処理不足や、配管まわりの防水不良があると、局所的な雨漏りを起こします。

雨樋や軒先の排水不良で「屋根は無傷なのに漏れる」パターン

  • 軒先の樋金具の変形
  • ゴミ詰まりによる樋のオーバーフロー
このような排水不良が続くと、想定外の場所に雨水が回り込み、外壁の裏や軒天を伝って室内に侵入することがあります。屋根をいくら見ても原因が見えないのは、このパターンです。

「ステンレスだからメンテナンスフリー」という思い込みのワナ

錆びにくい素材であることと、メンテナンスが不要であることは別問題です。劣化しやすいのは次のような“柔らかい部材”です。
  • シーリング
  • 防水シート
  • ガスケット
  • 樋金具やビスまわり
金属部分だけを見て判断すると、メンテナンス時期を大きく遅らせてしまいます。

自分でできるセキスイハイムの屋根からの雨漏りセルフチェックと、絶対NGな応急処置まとめ

室内と外まわりを押さえる雨漏りチェックリストの使い方

チェックのポイントをリストにすると次の通りです。
  • 天井・壁のシミの位置と大きさを写真で記録
  • 窓枠やサッシ下のカビ・クロス浮き
  • 軒天の変色や剥がれ
  • 樋の変形・詰まり
写真とメモをセットで残しておくと、プロの診断が一気に早くなります。

雨の日と雨上がりに確認したい排水ルートと雨音のヒント

  • 強い雨の日に、樋やスノーダクトからの溢れ音がないか
  • 雨上がり数時間後も、特定の場所だけポタポタ音が続かないか
  • 外壁を伝う水の筋がないか
これらは“排水不良”のサインです。

屋根に上がらない方がいい理由と、コーキング塗りたくりが危険なワケ

ステンレス折板は滑りやすく、転倒リスクが高いだけでなく、無理に歩くと固定ディスク部を踏み抜き微細な隙間を増やすおそれがあります。さらに、自己判断でコーキングを塗りたくると、本来の排水経路を塞いでオーバーフローを誘発するケースもあります。

プロの雨漏り診断前に準備しておくとスムーズになる情報

  • 雨漏りが出た日と天気(台風・豪雨・普通の雨など)
  • 過去のリフォーム履歴(屋根塗装・防水工事・外壁リフォーム)
  • 保険加入状況
この3点を整理しておくと、調査内容と工法提案が具体的になります。

プロがやるセキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏り診断のリアルな流れと限界|散水試験の現場あるある

目視点検で分かることと、どうしても分からないことの線引き

目視で分かるのは「怪しい部位」と「劣化の有無」までです。防水シート内部を横走りする雨水の正確なルートまでは見えません。

散水試験やサーモグラフィ、防水診断の具体的なやり方イメージ

  • 屋根・外壁の特定箇所にホースで散水
  • 室内側で天井や壁の含水計・サーモグラフィを確認
  • 反応が出た範囲と時間差を記録
この“時間差”が、水の横走りの距離を推定するヒントになります。

雨水が内部で横走りするケースと「原因が一つじゃない」現場の現実

一つのシーリング切れから侵入した水が、断熱材の上を数メートル移動して別の部屋で漏れることは珍しくありません。複数箇所の軽微な劣化が組み合わさって起きる雨漏りも多く、「ここだけ直せば100%解決」とは言い切れないケースがあります。

調査費と補修費のバランスをどう判断するかという考え方

次のように考えると整理しやすくなります。
方針 向いているケース メリット デメリット
最小限調査+応急補修 築年数が浅い・予算を抑えたい 初期費用が少ない 再発リスクが残る
十分な調査+根本補修 築15年以上・再発を避けたい 長期的に安心 初期費用がかかる
長く住み続ける予定か、建て替え予定があるかでも最適解は変わります。

セキスイハイムのステンレス屋根のメンテナンス費用と屋根交換費用をリアルに把握しよう

シーリング補修や部分的な防水工事で済むケースの費用感

  • シーリング打ち替えや部分防水補修:数万円〜十数万円台が目安になりやすい範囲です。足場の有無で変動します。

屋根防水シート更新やカバー工事、屋根リフォーム費用の目安

  • 防水シートの広範囲更新
  • ガルバリウム鋼板や塩ビ鋼板によるカバー工法
これらは足場・材料・人件費を含めると、数十万円〜規模によっては100万円を超えるケースもあります。

屋根寿命と塩ビ鋼板やガルバリウム鋼板など素材選びのポイント

  • ステンレス:錆びにくいが、下の防水・シーリングは劣化する
  • ガルバリウム鋼板:軽量でカバー工法に適する
  • 塩ビ鋼板:防水性は高いが、紫外線や熱による劣化に注意
屋根全体の重さと既存下地の状態を見ながら、カバーか葺き替えかを判断します。

一度に全部直すか、段階的に分けるかの判断基準

  • 雨漏り箇所が限定されている
  • 将来、外壁塗装と同時に足場を組みたい
このような場合は、緊急度の高い部分だけを先に補修し、外壁リフォームと屋根カバー工事を同時期にまとめる方法も現実的です。

セキスイハイムの雨漏り保証と火災保険のホントのところ|どこまで自己負担ゼロに近づけられる?

新築時の雨漏り保証と築年数ごとに変わるメーカー対応の目安

新築から一定期間は、構造的な雨漏りについてメーカーの瑕疵保証が設定されています。築年数が進むにつれ「有償メンテナンス前提」の対応が増えていくイメージです。

台風や豪雨など自然災害由来で火災保険が使いやすいパターン

  • 台風後から突然雨漏りが始まった
  • 強風で樋や板金が飛ばされた
このように“事故日”がはっきりしているケースは、火災保険の対象になりやすい傾向があります。

経年劣化で保証や保険が効きにくいケースと、その切り分け方

  • シーリングの自然なひび割れ
  • 防水シートの寿命による劣化
長年の使用による劣化は、保険ではなく自己負担が基本です。どこまでが災害、どこからが経年かは、写真や現地調査記録をもとに判断されます。

メーカー・保険会社・施工業者、それぞれへの相談の進め方

  • 築年数が浅い:メーカーへ連絡し保証範囲を確認
  • 台風・豪雨後:保険会社へ事故受付、そのうえで施工業者に調査を依頼
  • 築15年以上:屋根・防水に強い業者に診断と見積もりを相談
この順番を意識すると、自己負担を抑えやすくなります。

メーカーと地域の屋根防水専門業者、どっちに相談すべき?失敗しないための線引きガイド

構造的な瑕疵が疑われるときにメーカーを最優先すべき理由

新築から間もない段階での雨漏りや、同じ場所での再発は、構造的な問題が関係している場合があります。このときは、図面や仕様を把握しているメーカーにまず確認するのが合理的です。

経年劣化が中心なときのセカンドオピニオン活用術

築15〜25年での雨漏りは、経年劣化と判断されやすいゾーンです。メーカー提案だけでなく、屋根防水専門の地域業者にも調査を依頼し、工法・費用・保証内容を比較すると選択肢が広がります。

「屋根塗装だけ」「防水シートだけ」提案を見極めるチェックポイント

  • 雨漏り原因と提案内容が論理的につながっているか
  • 屋根材・防水シート・樋の取り合いまで説明しているか
  • 散水試験や含水調査の有無
表面の塗装だけで雨漏り原因を“ごまかしている”提案でないかを、ここで確認します。

相談先選びで外せないポイント(診断力・工法提案力・保証内容)

  • 雨漏り診断の実績
  • 複数工法の比較提案
  • 工事後の保証期間と内容
この3点を事前に質問して、納得できる説明が返ってくる業者を選ぶことが重要です。

茨城県つくば市周辺でセキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏りに悩んだ人のための動き方と業者選びのヒント

茨城の豪雨や台風リスクから見たセキスイハイム屋根の劣化パターン

つくば周辺は塩害は少ない一方、ゲリラ豪雨や台風で一時的に強い雨量が降る地域です。排水能力ギリギリの状態だと、一気にオーバーフローして雨漏りが表面化しやすい傾向があります。

外壁塗装と屋根工事、防水工事を一体で考えた方が得なタイミング

足場を組む必要がある工事は、まとめた方がトータル費用を抑えやすくなります。
  • 外壁塗装のタイミング
  • 屋根カバー工法
  • バルコニー防水
これらを同じタイミングで計画することで、足場費用を一度で済ませることができます。

合同会社HIGHに相談したときの雨漏り診断から工事完了報告までの流れイメージ

茨城県つくば市周辺で外装リフォームを行う施工会社では、現地調査→原因の仮説→散水試験などの診断→工法提案→施工→写真付きの完了報告書という流れで進めるケースがあります。写真で施工箇所を共有することで、「どこをどう直したのか」が分かりやすくなります。

実際に問い合わせる前に整理しておきたい自宅情報と希望条件

  • 築年数とセキスイハイムのシリーズ名が分かる資料
  • 過去の修理・リフォーム履歴
  • 希望すること(とにかく止めたいのか、寿命を見据えてリフォームしたいのか)
  • 予算の目安
これらを整理してから相談すると、診断と提案が自宅の状況にフィットしやすくなります。雨漏りは放置すると下地や断熱材の腐食につながるため、「おかしいな」と感じた段階で、早めに専門家へ声をかけておくのがおすすめです。

セキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏りが発生する原因ベスト5と、やりがちな危険な勘違いに注意!

「天井にシミが出たけど、ステンレス屋根だし大したことないはず」 こう考えて放置した結果、数年後に下地まで腐って一気に高額工事…というパターンを、現場では何度も見てきました。ここでは、よくある原因と勘違いポイントを一気に整理します。

シーリングやガスケット、防水シートの劣化で起きる典型トラブル

セキスイハイムのボルトレス折板屋根は、金属そのものよりもつなぎ目を守る部材の劣化が弱点になりやすいです。具体的には以下の部位です。
  • シーリング(コーキング)
  • ガスケット(ゴム状のパッキン)
  • 屋根下の防水シート
  • 立ち上がり部分の端部処理
年数が経つと、紫外線や温度変化で硬化・ひび割れが進み、そこから雨水が侵入します。怖いのは、一度入った雨水が防水シート上を横走りし、全く別の場所から顔を出すことです。天井のシミと侵入口が5〜6m離れているケースも珍しくありません。 私の視点で言いますと、見た目は「ちょっとしたひび割れ」でも、断熱材まで含水している場合は、部分補修だけでは数年後に再発するリスクが高いです。点検の際は、ひびだけでなく周辺の膨れ・浮き・汚れのスジまでセットで確認してもらうことをおすすめします。

アンテナや配管貫通部、換気フードまわりのピンポイント雨漏り

次に多いのが、後付け設備まわりの点のトラブルです。
  • TVアンテナや太陽光の支持金具
  • エアコン配管の貫通部
  • 給気・排気フード
  • インターネット配線の穴
これらは、設置時のシーリング頼みになっていることが多く、10〜15年で一気に劣化が進みます。見た目は「少し黒ずんだコーキング」程度ですが、内部ではすでに隙間ができており、強風時や横殴りの雨でだけ漏れるパターンがよくあります。 ポイントは、いつもは大丈夫なのに台風だけ漏れる場合、屋根全体よりもまず貫通部周りを疑うことです。散水試験でも、こうしたポイントを狙って順番に水を当てていきます。

雨樋や軒先の排水不良で「屋根は無傷なのに漏れる」パターン

意外に見落とされがちなのが、屋根ではなく排水ルートの不良からくる雨漏りです。
  • 雨樋に枯葉や砂が詰まっている
  • スノーダクトや樋内部に泥が堆積している
  • 軒先の勾配不良で水たまりができている
こうした状態になると、行き場を失った雨水が逆流して室内側へオーバーフローします。屋根材も防水シートも問題ないのに、「排水だけ」で雨漏りが発生する典型例です。 下記のようなサインがあれば、まず排水を疑ってください。
サイン 疑うべきポイント
大雨のときだけジャーッと大きな音 樋内部の詰まり・オーバーフロー
軒天に線状のシミ 軒先で水が回り込んでいる
外壁上部だけ汚れスジが濃い 雨水が一箇所に集中している
排水清掃だけで止まるケースもあるため、いきなり大掛かりな屋根リフォームに飛びつかないことが大事です。

「ステンレスだからメンテナンスフリー」という思い込みのワナ

ステンレス屋根は、確かにスレートやトタンより錆びにくく、軽量で地震にも有利です。ただし「メンテナンスフリー」ではありません。現場でよく見る誤解は次の通りです。
  • 屋根材が錆びない=シーリングも劣化しない
  • ステンレスの耐久=防水シートの耐久と思い込む
  • 塗装しなくていい=点検もしなくていい
実際には、先に傷むのは金属以外の部材です。
部材 劣化しやすさ 主なトラブル
ステンレス屋根材 比較的ゆっくり 端部の浮き・固定部の緩み
シーリング・ガスケット 早い ひび割れ・剥離からの浸水
防水シート 中〜長期 経年での硬化・破断
雨樋・金具 中期 変形・外れ・詰まり
「ステンレスだから大丈夫」と自己判断して点検を先送りすると、内部の木下地や断熱材だけが静かに傷んでいき、気付いたときには大規模改修という流れになりがちです。 危険なのは、気になる部分を見つけたときに、ホームセンターのコーキングをとりあえず塗りたくってしまうことです。排水経路をふさぎ、逆にオーバーフローのリスクを上げるケースもあります。原因の切り分けをせずに「埋める」のは、財布にとっても建物にとってもダメージが大きい応急処置といえます。

自分でできるセキスイハイムの屋根からの雨漏りセルフチェックと、絶対NGな応急処置まとめ

「天井にうっすらシミ…でも今すぐ工事レベルなのか分からない」 そんなモヤモヤを、現場で使っているチェック手順でサクッと仕分けしていきます。財布に直結する話なので、少しだけ本気で観察してみてください。

室内と外まわりを押さえる雨漏りチェックリストの使い方

まずは安全な場所から、室内と地上レベルだけを確認します。ポイントは「場所」と「タイミング」をメモすることです。
  • 室内で見る場所
    • 天井クロスのシミ・膨れ・剥がれ
    • カーテンボックス上・窓まわりのカビ
    • 押入れやクローゼットの壁・天井のカビ臭さ
  • 外まわりで見る場所
    • 軒天のシミ・塗装の剥がれ
    • 雨樋の傾き・外れ・詰まり
    • ベランダ床のひび割れ・排水口のゴミ
気になる箇所は、スマホで「日付入りの写真」を撮っておくと、後で業者に症状を説明しやすくなります。
チェック項目 見るポイント 要注意度
天井の円形シミ 濃くなったり広がる
窓まわりの黒カビ サッシ上部が中心
軒天の割れ シミ+割れがセット
雨樋の水漏れ 継ぎ目からポタポタ

雨の日と雨上がりに確認したい排水ルートと雨音のヒント

雨漏りは「水がどこを通っているか」をイメージできると一気に見えてきます。雨の日と雨上がりで、次の2つを意識してみてください。
  • 雨の日に聞くポイント
    • いつもと違う金属音がする場所はないか
    • 強い雨のときだけ「ポタッ、ポタッ」と規則的な音がしないか
    • 北側の部屋や2階の天井から、こもった音がしないか
  • 雨上がりに見るポイント
    • 雨樋から水が出切らず、途中で溜まっていないか
    • スノーダクトや谷樋(屋根のV字部分)にゴミがたまっていないか
    • ベランダの排水口に葉っぱ・砂・子どものおもちゃが詰まっていないか
排水ルートのどこかで水が行き場を失うと、屋根や防水シートの「想定していない隙間」に雨水が回り込みやすくなります。

屋根に上がらない方がいい理由と、コーキング塗りたくりが危険なワケ

現場で一番ヒヤッとするのが、「ご主人が先に屋根に上がって応急処置していた」ケースです。 屋根に上がらない方がいい理由
  • ステンレス折板は想像以上に滑りやすく、乾いていても転倒リスクが高い
  • 人の荷重で防水シートや断熱材が沈み、かえって固定ビスまわりに隙間ができる
  • 軒先やスノーダクト付近は、わずかな変形が排水不良の原因になる
コーキングの塗りたくりが危険な理由
  • 排水のための「逃がしの隙間」まで塞いでしまい、オーバーフローを誘発しやすい
  • 一見ふさがって見えても、内部で雨水が横走りし、別の場所から漏れる
  • プロが後から補修するとき、古いシーリングを撤去する手間と費用が増える
私の視点で言いますと、「とりあえずここを埋めれば止まるはずだ」と自己判断した場所が、排水ルートのど真ん中だった、という現場を何度も見てきました。手を出すなら、屋根ではなく地上から届く雨樋のゴミ取り程度にとどめた方が安全です。

プロの雨漏り診断前に準備しておくとスムーズになる情報

診断を依頼する前に、次の情報を整理しておくと、調査範囲と費用の相談がスムーズになります。
  • いつから症状が出ているか(初めて気づいた日・回数)
  • どんな雨のときに出やすいか(横殴り・台風・雪解けなど)
  • 漏れている場所の写真(室内と外観の両方)
  • 新築・大規模リフォーム・屋根塗装など、これまでの工事履歴
  • メーカー保証書や、火災保険の契約内容が分かる書類の有無
これらがそろっているだけで、「すぐに足場を組むレベルか」「まずは部分的な散水試験や点検で様子を見るか」といった判断がしやすくなります。セルフチェックで状況を見極めつつ、危険な応急処置を避けることが、結果的にメンテナンス費用を抑える近道になります。

プロがやるセキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏り診断のリアルな流れと限界|散水試験の現場あるある

「どこから漏れているのか分からない」状態のまま費用だけ膨らむのを避けるには、プロの診断の“段取り”を知っておくことが近道になります。ここでは、実際の現場で行う診断フローと、どうしても残るグレーゾーンを整理します。

目視点検で分かることと、どうしても分からないことの線引き

まずは必ず、屋根と建物全体の目視点検から入ります。 外部で確認するポイントの例です。
  • ステンレス折板のジョイント部、シーリングの亀裂や痩せ
  • 庇・バルコニー・スノーダクト・雨樋との取り合い部の隙間
  • 軒先のオーバーフロー跡(汚れ筋、コケ、サビ)
  • アンテナ・配管貫通部・換気フードまわりの防水処理
室内では次のような点を押さえます。
  • 天井のシミ位置と形状(筋状か円形か)
  • 天井裏の断熱材の濡れ方、下地木材の腐食の有無
  • 柱・筋交いを伝う雨水跡の方向
ここまでで「怪しいエリア」はかなり絞り込めますが、ステンレス屋根の下には防水シートと断熱材があり、雨水が内部で回り込んでしまうため、目視だけで“ここが入口”と断定するのは危険です。入口と出口が数メートルずれているケースも珍しくありません。

散水試験やサーモグラフィ、防水診断の具体的なやり方イメージ

次の一手が、散水試験やサーモグラフィを使った診断です。私の視点で言いますと、ここを丁寧にやるかどうかで、後々の再発リスクが大きく変わります。 散水試験の流れイメージは次の通りです。
  1. 目視で怪しい「範囲」を1〜2カ所に絞る
  2. 低い位置から順番に、ホースで一定量の水をかける
  3. 室内側を同時に観察し、浸出の有無とタイミングを記録
  4. 写真や動画で、位置関係と時間経過を残す
サーモグラフィや含水計を併用すると、目に見えない濡れの拡がりを把握しやすくなります。例えば、天井裏の断熱材の含水部分だけ温度がわずかに低く写るため、「水の通り道」を推定する手掛かりになります。 診断の主な手法と特徴をまとめると、次のようなイメージです。
手法 分かること 向いているケース
目視点検 劣化・ひび・隙間などの“見える不具合” 範囲の一次絞り込み
散水試験 どこに水をかけるとどこで漏るか 貫通部、取り合い部が疑わしい場合
サーモグラフィ 濡れた断熱・下地の広がり 雨染みの範囲が広い・経路が読めない場合
含水計 木部の含水状態 腐食リスクの把握

雨水が内部で横走りするケースと「原因が一つじゃない」現場の現実

ステンレス屋根でやっかいなのが、防水シートの上を雨水が横走りするパターンです。例えば、バルコニーの取り合いから入った雨水が、防水シートの上を数メートル移動し、別の部屋の天井から落ちることがあります。 現場で多い組み合わせは次のようなものです。
  • 取り合い部のシーリング劣化+スノーダクトの排水不良
  • アンテナの固定金具まわりの隙間+強風時の吹き込み
  • 軒樋のオーバーフロー+軒先の板金の立ち上がり不足
このように「原因が二つ以上絡んでいる」のが実態で、1カ所だけ補修しても、数年後に別のルートから再発することがあります。散水試験で1カ所反応が出ても、他の怪しいポイントを同時に潰すかどうかは、建物の年数や劣化状態を見て判断する必要があります。

調査費と補修費のバランスをどう判断するかという考え方

診断を進めるほど原因には近づきますが、その分だけ費用と時間もかかります。大事なのは「どこまで調べて、どこからは補修にお金を回すか」の線引きです。 判断の目安は次の通りです。
  • 築10年前後で、局所的な雨染みが1カ所だけ →調査を絞り、ピンポイント補修に予算を厚くする選択が現実的
  • 築15〜25年で、複数の部屋や天井に症状がある →詳細調査+将来を見据えた防水シート更新やカバー工法も視野に入れる
  • 構造材や断熱材の含水が広がっている →「原因100%特定」を追い過ぎるより、一定範囲をまとめて改修した方が、トータルの修理費用を抑えやすい
診断はゴールではなく、最適な工事内容と費用配分を決めるためのプロセスです。調査にどこまでかけるか、補修をどの範囲で行うかを、業者と数字ベースで話し合って決めていくことが、後悔しない雨漏り対策につながります。

セキスイハイムのステンレス屋根のメンテナンス費用と屋根交換費用をリアルに把握しよう

「いくらかかるか分からない」が一番不安を大きくします。ここでは、現場でよくあるパターンごとに、財布へのダメージをイメージできるところまで落とし込んで整理します。

シーリング補修や部分的な防水工事で済むケースの費用感

シーリングやガスケットの劣化、庇との取り合い部など、ポイントが絞れる雨漏りなら、工事もコンパクトにできます。 代表的な工事の目安は次の通りです。
工事内容 範囲イメージ 費用の目安(税込)
シーリング打ち替え 屋根周辺の接合部一帯 数万円〜10万円台前半
局所防水補修 ベランダ立ち上がり・配管周りなど 5万〜15万円前後
雨樋・排水まわり補修 スノーダクト清掃・樋交換など 数万円〜10万円台前半
ポイントは、「漏れている1点だけ」ではなくその周辺のセットで直すかどうかです。ピンポイントだけを安く済ませると、2〜3年後に別の継ぎ目から再発するパターンを何度も見てきました。

屋根防水シート更新やカバー工事、屋根リフォーム費用の目安

防水シート自体が寿命を迎えている場合や、雨水が内部で横走りして原因が広範囲に及ぶ場合は、部分補修より「面で直す」発想が必要になります。
工事内容 概要 費用の目安(30坪前後の住宅)
防水シート更新 既存ステンレスを活かしシート張り替え 数十万円台中〜後半
カバー工法 既存屋根の上に新しい鋼板屋根を重ねる 100万〜200万円前後
葺き替え 既存屋根を撤去し下地から新設 150万〜250万円前後
足場費用が20万前後かかることが多く、「どうせ足場をかけるなら、外壁塗装や雨樋も同時に済ませる」とトータルの割高感はかなり減ります。

屋根寿命と塩ビ鋼板やガルバリウム鋼板など素材選びのポイント

ステンレス屋根は母材自体の耐久性は高い一方、周辺の防水シートやシーリングは15〜20年前後で劣化が目立ちます。交換やカバー工事の際は、素材の特徴も押さえておきたいところです。
素材 特徴 向いているケース
ステンレス 耐久・耐食性が高いが高価 長期的に屋根を触りたくない人
ガルバリウム鋼板 軽量でコスパ良好 カバー工法でバランス重視
塩ビ鋼板 防水性に優れるが熱で傷みやすい 勾配が緩く防水重視の屋根
私の視点で言いますと、「何年その家に住むつもりか」「将来の建て替え予定があるか」で選ぶ素材は変わります。30年以上住み切るならステンレス系、20年を目安に次のリフォームを前提にするならガルバリウムという考え方も一つです。

一度に全部直すか、段階的に分けるかの判断基準

ローンや教育費が重なり、一気に大規模リフォームは厳しいご家庭も多いです。無理なく、しかし手遅れにならないラインを決めるには、次の3点が判断材料になります。
  • 天井や壁に「新しいシミ」が増えているか
  • 下地の腐食や断熱材の濡れがどこまで進んでいるか(プロ点検の写真で確認)
  • 足場をかける予定の別工事(外壁塗装など)の有無と時期
おすすめの考え方は次の通りです。
状態 優先したい工事 考え方
雨染みが局所的 部分補修+排水ルート改善 被害拡大をまず止める
屋根全体が経年劣化 防水シート更新やカバー工法 「次の20年」をまとめて確保
近々外壁塗装予定あり 屋根・外壁を同時工事 足場費用を1回分に抑える
段階的に分ける場合でも、「今回はここまで、次回は何年後にどこをやるか」まで専門業者と共有しておくと、場当たり的な出費にならず安心感が違ってきます。

セキスイハイムの雨漏り保証と火災保険のホントのところ|どこまで自己負担ゼロに近づけられる?

「払う前に、まず“使えるお金”を全部洗い出す」ことが、雨漏りトラブルで損をしないコツです。ここでは、保証と保険をどう組み合わせれば自己負担を最小限にできるかを整理します。

新築時の雨漏り保証と築年数ごとに変わるメーカー対応の目安

新築時は構造や防水に対してメーカーの保証が付きます。ポイントは「築年数で対応の温度が変わる」ことです。
築年数の目安 想定されるスタンス 持っておきたい証拠
〜10年 構造・防水の不具合なら無償対応の可能性が高い 契約書、保証書、図面、過去の点検記録
10〜20年 無償は限定的、有償メンテ前提の提案が増える メンテの有無、過去の補修履歴
20年以上 経年劣化として扱われることが多い 現状写真、雨漏り発生時期のメモ
築浅であれば「設計や施工の瑕疵かもしれない」とはっきり伝え、保証書を手元に置いたうえでメーカー窓口に相談することが重要です。

台風や豪雨など自然災害由来で火災保険が使いやすいパターン

火災保険は火事だけでなく、台風や豪雨、強風による屋根被害にも使える契約が多いです。現場で通りやすいのは、次のようなケースです。
  • 強風で棟板金や金属屋根の一部が飛ばされ、その周辺から雨漏りしている
  • 台風後に雨樋が変形・破損し、排水できずオーバーフローして室内に浸水した
  • 飛来物で屋根や庇の鋼板に穴や変形が出て、その近辺から水が侵入している
「いつから・どの台風のあと・どのくらいの雨量の日から漏れ始めたか」をメモしておくと、保険会社への説明がスムーズになります。

経年劣化で保証や保険が効きにくいケースと、その切り分け方

シーリングのひび割れ、防水シートの寿命、ガスケットの硬化など、年数に伴う劣化は、保険でもメーカー保証でも対象外になりやすい部分です。 経年劣化として見られやすいサイン
  • 周辺一帯のシーリングが全体的に痩せている
  • 屋根だけでなく外壁の塗装も粉を吹くように劣化している
  • 雨漏りが少しずつ悪化し、特定の「災害のあと」では説明しづらい
一方で、強風の後に急に天井シミが出たなど、「タイミングがはっきりしている」場合は災害起因として主張しやすくなります。私の視点で言いますと、現場では経年と災害が混じっているケースも多く、写真や時系列メモで切り分けをサポートしてあげるだけで、保険承認につながることがあります。

メーカー・保険会社・施工業者、それぞれへの相談の進め方

誰に、何を、どの順番で伝えるかで、自己負担額が大きく変わります。
  1. メーカーへの相談
    • 築年数と型式、保証書の内容を手元で確認
    • 「いつから・どこに・どんな時に漏れるか」を整理
    • 構造的な問題が疑われる場合は、まずメーカーの点検結果を取得
  2. 保険会社への相談
    • 加入している火災保険の補償範囲を確認(風災・水災・外部物体の飛来など)
    • 台風名や大雨の日時、被害状況の写真を用意
    • 「見積書」「被害箇所が分かる写真」「施工業者の診断書」を提出できるよう準備
  3. 施工業者への相談
    • メーカーと保険会社に出すための写真撮影や、被害状況の記録を依頼
    • 経年劣化部分と災害で壊れた部分を分けて見積してもらう
    • カバー工法や部分補修など、複数の工法パターンと費用を比較
この三者をバラバラに動かすのではなく、「メーカーの診断結果」「保険会社の条件」「施工業者の工法提案」を突き合わせてから最終判断に進むと、無駄な自己負担を抑えやすくなります。

メーカーと地域の屋根防水専門業者、どっちに相談すべき?失敗しないための線引きガイド

「まずどこに電話するか」で、その後の費用と安心感が大きく変わります。屋根リフォームや雨漏り修理の現場を見てきた私の視点で言いますと、次の線引きができている人ほど、ムダな出費が少ないです。

構造的な瑕疵が疑われるときにメーカーを最優先すべき理由

新築から年数が浅い、または同じ場所で何度も雨漏りが再発している場合は、構造的な問題を疑います。この場合はメーカーを最優先に連絡した方が安全です。 代表的なパターンは次の通りです。
  • 引き渡しから10年前後で発生した雨漏り
  • 屋根と外壁、バルコニーなど取り合い部からの漏水
  • 周辺の同シリーズ住宅で同様のトラブルが出ている
メーカーが入るメリットは、設計図や仕様書、当時の施工記録を持っている点です。どの防水シートを使い、どこに固定金物が入り、どのルートで排水する設計だったかまで把握できるため、「構造そのものに起因する不具合か」の判断がしやすくなります。

経年劣化が中心なときのセカンドオピニオン活用術

築15〜25年で、シーリングの割れや防水シートの硬化、雨樋の変形などが目立つ場合は、経年劣化が中心になってきます。このゾーンでは、メーカーだけでなく地域の屋根防水専門業者をセカンドオピニオンとして活用すると判断の精度が一気に上がります。 ポイントは次の流れです。
  1. まずメーカー点検で「保証範囲」「推奨工事」を聞く
  2. 見積内容と写真を手元に残す
  3. 同じ範囲で地域の専門業者にも現地調査と提案を依頼する
同じ症状でも、メーカーは部分補修を重ねる提案、地域業者はカバー工法による全面改修を提案することがあります。両方を比較することで、「今いくらかけて、あと何年もたせるか」を冷静に決めやすくなります。

「屋根塗装だけ」「防水シートだけ」提案を見極めるチェックポイント

現場で多いのが、見た目だけ整う提案です。特に注意したいのが次の2パターンです。
  • 屋根塗装だけで雨漏りも止まると言われた
  • 防水シートだけ張り替えれば安心と言われた
見極めのチェックポイントを表にまとめます。
提案内容 要チェックポイント
屋根塗装だけ 雨漏りの侵入経路を写真付きで説明できているか
防水シートだけ更新 立ち上がりや取り合い部の納まりまで工事範囲か
部分シーリング補修 内部の断熱材や下地の含水状態を確認しているか
カバー工法 既存屋根の排水経路を塞がない設計か
「どの部材が原因で、どのルートで雨水が動いているか」を説明できないまま、塗装だけ・シートだけを勧める場合は要注意です。雨水が内部で横走りしているケースでは、表面だけ触っても数年で別の箇所から再発するリスクがあります。

相談先選びで外せないポイント(診断力・工法提案力・保証内容)

最後に、メーカーと地域業者どちらに依頼する場合でも共通する「外せない条件」を整理します。
  • 診断力
    • 散水試験や含水計など、必要な調査方法を説明できる
    • 写真や図を使って、雨漏りの仮説をわかりやすく共有してくれる
  • 工法提案力
    • 部分補修と全面改修、複数パターンの工事を比較してくれる
    • ステンレス、ガルバリウム鋼板、塩ビ鋼板など素材ごとの耐久性とメンテナンス方法を具体的に話せる
  • 保証内容
    • 「どの範囲の工事に、何年の保証か」が書面で明示されている
    • 雨漏り再発時の対応フロー(点検→補修→報告)が決まっている
この3点が揃っているかどうかで、同じ修理費用でも安心度がまったく変わります。焦って1社目の言いなりになる前に、診断力と提案力を冷静に比べてから、あなたの住宅に合ったパートナーを選んでください。

茨城県つくば市周辺でセキスイハイムのステンレス屋根からの雨漏りに悩んだ人のための動き方と業者選びのヒント

「どこに頼めばムダな工事をされずに済むか」は、雨水そのものより怖いテーマかもしれません。茨城の気候とセキスイハイムの屋根構造を踏まえて、現場で見ている目線から整理します。

茨城の豪雨や台風リスクから見たセキスイハイム屋根の劣化パターン

茨城県つくば市周辺は、豪雨・台風はあるものの、豪雪や強い塩害は少ない地域です。その分「一気に壊れる」のではなく、じわじわ防水が疲れてくるケースが多いです。 代表的な劣化パターンをまとめると次のようになります。
劣化パターン 起きやすい年数の目安 現場でのよくある症状
シーリングの痩せ・ひび割れ 10~15年 ステンレス折板と庇・外壁の取り合いに隙間、ヘアクラック
防水シートの傷み 15~25年 雨漏りは出るが屋根表面はきれいに見える
雨樋・スノーダクト排水不良 15年以降 豪雨時だけ軒先からオーバーフロー、天井の一部だけ濡れる
金具・固定部の緩み 20年以降 強風・台風のあとに天井のシミが急に拡大
屋根材のステンレス自体は腐食に強くても、周りを支える防水シートやシーリング、雨樋金具が先に疲れて雨漏りの原因になりやすい点がポイントです。

外壁塗装と屋根工事、防水工事を一体で考えた方が得なタイミング

雨漏りが出ていると、つい「とりあえずそこだけ修理」で済ませたくなりますが、築15~25年前後のセキスイハイムでは、外壁・屋根・防水が同時期に劣化していることが多いです。 足場を組むタイミングをバラバラにすると、そのたびにコストと時間がかかります。足場が必要な工事をまとめる考え方が、手残りを増やすコツです。
まとめて検討したい工事 なぜ一体で考えた方が良いか
外壁塗装 足場共用で費用を圧縮しやすい
ステンレス屋根まわりの防水補修 外壁との取り合いを同時に仕上げられる
ベランダ・バルコニー防水 雨漏り原因とセットで診断しやすい
雨樋・スノーダクト排水の改善 豪雨・台風時のオーバーフロー対策になる
築20年前後で一度、外壁塗装・屋根防水・ベランダ防水をセットで点検し、必要なメンテナンスをまとめて計画する方が、長期的にはリフォーム費用を抑えやすくなります。

合同会社HIGHに相談したときの雨漏り診断から工事完了報告までの流れイメージ

私の視点で言いますと、雨漏り対応で失敗しない一番のポイントは「診断の精度」と「記録の残し方」です。つくば周辺で、施工会社に相談した場合の一般的な流れは次のようになります。
  1. ヒアリングと状況確認
    • いつから・どの雨・どの部屋で発生しているかを細かく確認
    • 写真や動画があれば共有
  2. 現地調査・雨漏り診断
    • 屋根・外壁・ベランダ・軒先・雨樋などを目視点検
    • 状況により散水試験や含水計での確認を追加
  3. 原因候補と工事プランの提案
    • 「最低限の補修」と「将来を見越した改修」の2パターンで費用を比較
    • 火災保険やメーカー保証に関係しそうな部分も整理
  4. 施工・写真記録
    • 防水シートやシーリングなど、普段見えない部分は工程ごとに写真を記録
    • 施工中に追加の不具合が見つかった場合はその都度共有
  5. 工事完了報告書の提出
    • ビフォーアフターの写真
    • 使用した部材・工法
    • 今後のメンテナンス目安
この報告書がしっかりしていると、数年後に別の雨漏りが起きた時も「どこまで直してあるか」「どこが既存のままか」を判断しやすく、保険申請のときの材料になることもあります。

実際に問い合わせる前に整理しておきたい自宅情報と希望条件

業者選びを有利に進めるためには、最初の問い合わせの時点で情報をそろえておくことが大きな武器になります。茨城県つくば市周辺のオーナーさんにおすすめしている確認事項は次の通りです。 1. 自宅情報
  • 建物の築年数・セキスイハイムのシリーズ名(分かれば)
  • 屋根の種類(ステンレス折板・スノーダクトの有無)
  • 過去のリフォーム履歴(外壁塗装・屋根リフォーム・防水工事の有無)
  • メーカーの点検記録や保証書の有無
2. 雨漏りの症状メモ
  • 発生する部屋・位置(天井・壁・窓まわり・軒天など)
  • 豪雨・台風・冬場の結露など、どのタイミングで出やすいか
  • いつから気づいているか、シミの広がり方
3. 希望条件
  • 予算感(例:今年は最低限の補修、数年後に本格改修など)
  • 火災保険やメーカー保証を使いたいかどうか
  • 工期や生活への影響(在宅ワーク、子どもの受験など)
この3セットを整理してから相談すると、業者側も工法や費用の提案がしやすくなり、複数社の見積もり比較もしやすくなります。結果として、余計な工事を削りつつ、必要な防水対策にはしっかり投資できるバランスが取りやすくなります。

著者紹介

著者 – 合同会社HIGH セキスイハイムのステンレス屋根は丈夫という印象が強く、「まだ大丈夫だと思っていた」という声を、つくば市周辺での現場で聞いてきました。ところが実際に伺うと、天井のシミが出た時点で、屋根の接合部や防水シートの傷みが進み、下地や断熱まで手を入れざるを得ないケースも少なくありません。中には、市販のコーキングを自己流で塗り広げてしまい、水の抜け道をふさぎ、雨漏りを悪化させてしまったお住まいもありました。 一方で、早い段階で相談を受け、散水試験や細かな目視点検を行い、部分補修だけで暮らしの不安を解消できたご家庭もあります。その差を分けているのは、屋根の構造への理解と、メーカー保証や火災保険の使い方、そして相談先の選び方だと実感しています。 私たちは「見えない部分も手を抜かない」ことを大切にしてきました。本記事では、現場で培った診断の考え方と工事の組み立て方を、セキスイハイムのステンレス屋根に悩む方にも伝わる形でまとめました。迷っている今、このページが余計な出費と不安を減らす判断材料になれば幸いです。

FAQ

外壁塗装はなぜ必要なのですか?
外壁塗装は見た目を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要なメンテナンスです。
放置するとひび割れや雨漏りの原因になります。
塗装のタイミングは築何年くらいが目安ですか?
一般的には築10年ごとが目安ですが、立地や使用塗料によって前後します。
チョーキング(粉吹き)やひび割れがあれば早めの塗り替えをおすすめします。
工事期間はどのくらいかかりますか?
通常は3週間程度です。
天候や建物の大きさにより多少前後しますが、事前にしっかりと工程をご案内いたします。
雨の日でも塗装はできますか?
基本的に雨天時の屋外塗装は行いませんが、雨の影響を受けない場所であれば作業可能な場合もございます。
状況を見ながら柔軟に対応いたしますので、ご安心ください。
工事中は家にいても大丈夫ですか?
はい、在宅でも問題ありません。
ただし、足場の設置や洗浄時に多少の音や振動が発生しますので、あらかじめご説明いたします。
塗料のにおいは気になりますか?
最近の塗料は水性が主流で、においもかなり軽減されています。
気になる方には低臭タイプの塗料をご提案いたします。
どんな色でも選べますか?
はい、基本的に自由に選べます。
カラーシミュレーションや実際のサンプルをご用意し、イメージ通りの仕上がりをご提案します。
コーキングの打ち替えも必要ですか?
はい、外壁塗装と同時に行うのが一般的です。
コーキングが劣化していると、塗装後も雨漏りやひび割れが起きる恐れがあるため、塗装とセットでの施工をおすすめします。
ご近所へのあいさつはしてもらえますか?
はい、当社では工事前にスタッフがご近所様へご挨拶に伺い、工事内容や日程について丁寧にご説明いたします。
また、工事完了後にもご挨拶にお伺いし、近隣の方々への配慮を徹底しておりますので、どうぞ安心してお任せください。
工事中に窓は開けられますか?
足場にメッシュシートを張るため、窓の開閉は制限される場合があります。
換気や生活への影響を最小限にするよう配慮いたしますので、ご安心ください。
見積もりを取ったら必ず契約しないといけませんか?
いいえ、もちろんそんなことはありません。
お見積もり・ご相談は無料ですので、他社との比較や検討材料としてお気軽にご利用ください。

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会社名
合同会社 HIGH
設立日
2022年4月8日
事業所名
〒153-0044
東京都目黒区大橋1丁目3-8 Bnd Bldg 6F
〒305-0031
茨城県つくば市吾妻1丁目10−1 つくばセンタービル1階
メールアドレス
info@high-inc.jp
代表
二宮 俊
サービスエリア
東北エリア / 中部エリア / 関東エリア / 近畿エリア / 中国・四国エリア / 九州エリア
業務内容
塗装工事全般 / 住宅・店舗リフォーム / 住宅・店舗リノベーション / 屋根板金・瓦工事 / 足場架設工事 / 水道設備工事 / 電気設備工事 / 外構・エクステリア工事 / 解体工事全般 / 設計・デザイン
技能・資格
  • 一級建築施工管理技士(第00001474877号)
  • 二級建築士(第57543号)
  • 外壁劣化診断士(第23811076号)
  • 足場の組立て等作業主任者
  • 高所作業車運転技能
  • 玉掛け技能
  • 小型移動式クレーン運転技能
  • 監理技術者資格

※ 法令遵守および安全管理を徹底しております。

法人番号
4011003014536

東京本社

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