お役立ち情報
戸建て住宅の「塗り替え」、まず知っておきたいこと
あなたの大切なマイホームを守るためのメンテナンス、外壁塗り替え。特に戸建て住宅においては「見た目をきれいにする」だけでなく、建物を風雨・紫外線・湿気から守るという機能的な役割があります。
茨城県という気候・環境のもとでは、塗り替えの検討タイミングや施工方法も少しだけ地域特性を意識することが重要です。この記事では、以下の流れで説明します。
・いつ塗り替えを検討するか(サイン・タイミング)
・茨城県・戸建て住宅で押さえたい環境・素材のポイント
・戸建ての塗り替えで失敗しないための工程・業者選び
・費用・塗料・メンテナンスの考え方
・まとめ:戸建て住宅を長く保つための「塗り替え」の心得
目次
「そろそろ塗り替えかな?」と気付くサイン
まず、多くの戸建て住宅で「塗り替えをすべきかな?」と感じる典型的なサインがあります。放っておくと、費用がかさんだり建物の劣化が早く進んだりします。
代表的なサインをチェックしましょう。
✔ チョーキング(白い粉が壁を触ると付く)
壁の表面を手で触ったときに白い粉が付く…これが「チョーキング」と呼ばれる現象で、塗膜が劣化してきている証拠です。
この状態を放置すると、外壁材が水分を吸ってしまい、建物の防水・防湿機能が落ちます。
✔ クラック(ひび割れ)・塗膜の剥がれ・色褪せ
細いヒビ(ヘアークラック)や、塗膜の剥がれ、色あせ・ツヤの消失も要注意です。これらは建物にとって「守りが弱くなってきている」サイン。
特に戸建てにおいては、外壁が直接風雨・紫外線・湿気にさらされているため、劣化のスピードが意外と早いことがあります。
👉関連記事:クラック(ひび割れ)完全解説
✔ 築年数と耐用年数の目安
一般的に新築から約10年経つと「塗り替え時期」とされることが多く、実際には建物の立地・素材・施工条件によって変わります。
茨城県の戸建て住宅であれば、潮風・湿気・寒暖差・塩害/凍害などの影響も受けやすいため、「10〜12年」をひとつの目安にしておくと安心です。
☑ チェックリスト
・壁に触ると白い粉が付く → チョーキング
・塗膜の剥がれ・浮き・ひび割れがある
・色あせ・ツヤがなくなってきた
・前回の塗装から10年超(または施工実績が分からない)
・海沿いや風当たり、寒暖差の大きい場所に立っている
この中の1つでも当てはまれば、「そろそろ検討を始める時期だな」と考えて良いでしょう。
茨城県・戸建て住宅で押さえておきたい素材&環境の特徴
戸建て住宅が立地する茨城県ならではのポイントを押さえておくと、より安心して塗り替えプランを読めます。
🌬 湿気・塩害・寒暖差の影響
茨城県は内陸部だけでなく、沿岸部も含まれており、潮風を受ける・湿気が多い・冬の寒暖差が大きいなど、外壁の劣化を早める条件を持っています。例えば、潮風に含まれる塩分が塗膜や金属部材にダメージを与える「塩害」も。
戸建て住宅の外壁では、こうした環境を前提に素材を選び、下地処理を丁寧に行うことが大切です。
🧱 外壁材・難付着サイディングの増加
近年の戸建てでは、「難付着サイディング」と呼ばれる、表面にコーティングがしてある外壁材も増えています。茨城県内でもその事例が多く、通常の塗料では十分に塗膜が定着しにくいという話もあります。
このような素材の場合、塗装業者が「塗装できない」「クリア塗装できない」と言うこともあります。戸建て住宅としては、素材の確認(図面・仕様書)・水をかけて確認するなどの見極めが重要です。
🏠 戸建て特有の構造・付帯部(屋根・雨樋・幕板など)
戸建て住宅では、外壁だけでなく屋根、付帯部(雨樋・板金・木部・ベランダ手摺りなど)も同時に点検・塗り替えを考えると効率的です。これらが一緒に劣化すると「塗装したばかりなのに雨漏り」「木部が腐っている」などのリスクが高まります。
外壁だけ新しくしても付帯部が古いままだと、逆に仕上がりの寿命が短くなる可能性があります。
戸建て塗り替えで失敗しないための「工程・業者選び」
戸建て住宅の塗り替えは一棟での工事となるため、業者選びや施工工程をしっかり確認することが、満足いく仕上がりへの近道です。
✅ 施工工程で注意すべき流れ
以下の工程がきちんと行われているか確認しましょう。これが抜けると、塗り替え後に不具合が起きやすくなります。
・高圧洗浄(壁・屋根の汚れ・旧塗膜・藻・コケを除去)
・下地補修(ひび・割れ・コーキング切れ・木部腐食)
・養生(塗らない箇所を保護)
・下塗り → 中塗り → 上塗りという「三回塗り」が基本
・乾燥時間・天候条件の確保(特に湿度・気温が低いとムラや剥がれのリスクあり)
・付帯部(屋根・雨樋・板金・木部)もしっかり塗装を行う。
こうした工程を丁寧に実施することで、「せっかく塗り替えたのに数年で劣化」という失敗を防ぐことができます。
👷♂️ 業者選びのポイント
戸建て住宅の塗り替えは金額も大きくなりがち。安心して任せられる業者を選びましょう。以下の点をチェックしてください。
・地元(茨城県内)での施工実績がある。
・自社施工・職人管理かどうか(下請けばかりの業者はマージンが乗っていたり、管理が不十分だったり
します)
・見積り・説明が丁寧で、工事内容(下地補修・塗料・工程)まで明記されていること。特に「1式〇〇円」の
見積りだけだと内容が不透明でトラブルの元になりやすい。
・保証がきちんとあるか(塗料メーカー保証・施工保証)
・色のサンプル・施工前後の写真・近隣対応など配慮があるか
✔ 契約時の注意点
・極端に安い見積もりは要注意。工事内容を省略して安く見せているケースあり。
・契約書・見積書をよく読み、「塗料の種類」「塗布面積」「工程数」「養生・足場代」が明確かどうか確認。
費用・塗料・メンテナンスの考え方
戸建て住宅の塗り替えを計画するとき、費用・塗料選び・その後のメンテナンスという3つの観点を押さえておくと、トータルコストが抑えられ、満足度が高くなります。
💰 費用の目安
・築10年以上・戸建て(延床30〜40坪・外壁面積150〜200㎡程度)であれば、一般的な塗料(シリコン系)
での塗り替えはおおよそ 100〜160万円程度 がひとつの目安と言われています(地域・建物形状・付帯部の
数によって変動)
・茨城県では、素材・裏地の痛み・塩害など影響を受けやすいため、補修が多いとプラス数十万円になることも
あります。
・重要なのは「見積りを複数取ること」「明細を確認すること」です。前章で触れた通りです。
🎨 塗料の選び方
・塗料には「耐用年数」「機能(遮熱・防水・防藻防カビなど)」「価格」の違いがあります。
・戸建て住宅で長く保つことを考えると「少し高めの塗料を選ぶ」ことで、結果的に再塗装の頻度が少なく
なり、コストを抑えられることもあります。
・特に茨城県の戸建て住宅では、塩害・湿気・寒暖差の影響もあるため、耐候性・耐久性の高い無機塗料・
フッ素塗料なども検討すべきです。難付着サイディングのような特殊素材では専用の下処理・塗料が必要
です。
・色を変えたい・ツートンにしたいなどイメージチェンジも可能ですが、色の選定・見本確認には時間を
かけましょう。
「塗り替えのタイミングや費用が気になるけれど、実際どうすればいいかわからない」という方も多いです。
合同会社HIGHでは、現地調査・お見積り・ご相談をすべて無料で実施しています。
無理な営業は一切ありませんので、気軽に「うちの壁も見てもらいたい」とご相談ください。

🧰 メンテナンス計画
・塗り替えを終えたら、「次へ何年後にどうするか」というメンテナンススケジュールを持っておくことが
安心です。例えば、「5年後点検」「10年後に再塗装検討」など。
・定期的な簡易メンテナンス(自分でできる)として:壁をやさしく洗う、排水・雨樋を清掃、樹木が壁に
触れていないか確認、苔・藻の発生有無確認など。
・塗り替えた後でも、戸建て住宅では風雨・紫外線・湿気・塩害・寒暖差など毎日さらされるため、施工業者と
「保証内容・点検内容」を確認しておきましょう。
まとめ:戸建て住宅を長く保つための「塗り替え」の心得
戸建て住宅の外壁塗り替えは、大きな投資であると同時に、建物を長く快適に、安全に住み続けるための重要なメンテナンスです。特に茨城県の気候・環境ならではのポイントを押さえることで、効果的な塗り替えができます。
・🕒 タイミングを逃さない:築10年を目安に、壁のサインを見逃さない。
・🔧 環境・素材を把握する:潮風・湿気・寒暖差・難付着素材などを業者と共有。
・✅ 工程・業者選びを丁寧に:下地処理・三回塗り・保証などがきちんとしているか確認。
・💡 費用・塗料を賢く選ぶ:初期費用だけでなく、長期的なコストも考える。
・🧴 メンテナンス計画を立てる:塗り替え後も安心して住み続けるための備えを。
合同会社 HIGH茨城営業所は、外壁塗装や屋根塗装、雨樋修理をメインにリフォーム工事を行っております。茨城県に支店を構え、茨城県全域で施工対応が可能となっております。その他にも屋根板金カバー、水回り工事、内装工事など様々な建物のトラブルにも対応しております。
FAQ
よくあるご質問
- 外壁塗装はなぜ必要なのですか?
-
外壁塗装は見た目を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要なメンテナンスです。
放置するとひび割れや雨漏りの原因になります。 - 塗装のタイミングは築何年くらいが目安ですか?
-
一般的には築10年ごとが目安ですが、立地や使用塗料によって前後します。
チョーキング(粉吹き)やひび割れがあれば早めの塗り替えをおすすめします。 - 工事期間はどのくらいかかりますか?
-
通常は3週間程度です。
天候や建物の大きさにより多少前後しますが、事前にしっかりと工程をご案内いたします。 - 雨の日でも塗装はできますか?
-
基本的に雨天時の屋外塗装は行いませんが、雨の影響を受けない場所であれば作業可能な場合もございます。
状況を見ながら柔軟に対応いたしますので、ご安心ください。 - 工事中は家にいても大丈夫ですか?
-
はい、在宅でも問題ありません。
ただし、足場の設置や洗浄時に多少の音や振動が発生しますので、あらかじめご説明いたします。 - 塗料のにおいは気になりますか?
-
最近の塗料は水性が主流で、においもかなり軽減されています。
気になる方には低臭タイプの塗料をご提案いたします。 - どんな色でも選べますか?
-
はい、基本的に自由に選べます。
カラーシミュレーションや実際のサンプルをご用意し、イメージ通りの仕上がりをご提案します。 - コーキングの打ち替えも必要ですか?
-
はい、外壁塗装と同時に行うのが一般的です。
コーキングが劣化していると、塗装後も雨漏りやひび割れが起きる恐れがあるため、塗装とセットでの施工をおすすめします。 - ご近所へのあいさつはしてもらえますか?
-
はい、当社では工事前にスタッフがご近所様へご挨拶に伺い、工事内容や日程について丁寧にご説明いたします。
また、工事完了後にもご挨拶にお伺いし、近隣の方々への配慮を徹底しておりますので、どうぞ安心してお任せください。 - 工事中に窓は開けられますか?
-
足場にメッシュシートを張るため、窓の開閉は制限される場合があります。
換気や生活への影響を最小限にするよう配慮いたしますので、ご安心ください。 - 見積もりを取ったら必ず契約しないといけませんか?
-
いいえ、もちろんそんなことはありません。
お見積もり・ご相談は無料ですので、他社との比較や検討材料としてお気軽にご利用ください。
company
会社概要
- 会社名
- 合同会社 HIGH
- 事業所名①
- 東京本社
〒153-0044 〒153-0044 東京都目黒区大橋1丁目3-8 Bnd Bldg 6F
- メールアドレス
- info@high-inc.jp
- サービスエリア
- 日本全国
- 設立日
- 2022年4月8日
- 事業所名②
- 茨城営業所
〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1丁目10−1
つくばセンタービル1階
- 代表
- 二宮 俊
- 業務内容
- リフォーム工事全般
東京本社
茨城営業所
contact us
外壁・屋根塗装、
内装やリフォーム、
住まいのご相談、
無料お見積もりのお問い合わせ。






