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茨城県でベランダ防水をお考えの方へ|通気緩衝工法・密着工法・絶縁工法・機械固定工法まで、わかりやすく徹底解説
目次
なぜベランダ防水が重要なのか
茨城県は、雨が多く湿度の高い気候が特徴です。
梅雨や台風シーズンには激しい雨が続き、夏は高温多湿、冬は冷え込みと乾燥が重なります。
そんな環境の中で最も影響を受けるのが「ベランダ」や「バルコニー」。
風雨・紫外線・温度変化が繰り返されることで、防水層は少しずつ劣化していきます。
放置すると…
・雨漏り
・下階の天井シミ
・木材や鉄骨の腐食
・シロアリの発生
など、家の寿命を縮めるトラブルに繋がります。
だからこそ、ベランダ防水は「見えない安心」を守る大切なメンテナンスです。

防水層の寿命と劣化サイン
| 劣化の症状 | 原因 | 放置すると… |
|---|---|---|
| 表面が広く粉を吹く | 紫外線劣化・トップコート剥がれ | 防水層が直接劣化 |
| 膨れ・浮き | 下地に湿気が溜まる | 剥離・漏水・内部腐食 |
| ひび割れ | 温度差や地震での動き | 雨水侵入・漏水 |
| コーキング割れ | シーリング劣化 | サッシ・壁内部へ浸水 |
| 水たまり・排水不良 | 勾配不良・老朽化 | 下地腐食・カビ発生 |
特に茨城県は寒暖差が大きく、湿気が抜けにくいため、
他地域よりも膨れや剥がれが発生しやすい傾向にあります。
防水工法の種類と特徴
ここからは、代表的な防水工法を「メリット・デメリット」も交えてわかりやすく紹介します。
ウレタン防水 ― 密着工法
液状のウレタン樹脂を下地に直接塗る工法。
一般住宅のベランダで多く採用されています。
特徴:
・継ぎ目がなく、複雑な形状でも施工可能
・工期が短く、コストも比較的安い
・補修や重ね塗りで再施工ができる
デメリット:
・下地に湿気があると膨れや剥離の原因に
・経年で塗膜が硬化し、ひび割れが起こることも
耐用年数: 約10〜12年
茨城県では梅雨〜秋雨の湿気が多く、
密着工法よりも次で紹介する「通気緩衝工法」が選ばれるケースが増えています。
ウレタン防水 ― 通気緩衝工法
近年の主流となっている改修工法です。
防水層の下に「通気緩衝シート」を敷き、湿気を逃がしながら防水層を形成します。
構造イメージ:
下地(モルタル等)
→ 通気緩衝シート
→ ウレタン防水主剤(2層)
→ トップコート
特徴:
・内部の湿気を逃がすため、膨れや剥がれが起きにくい
・既存防水を撤去せず「重ね施工」が可能
・下地への負担が少なく、改修向き
**脱気筒(だっきとう)**という部材を設け、
シート下の湿気を外に排出することで防水層が長持ちします。
耐用年数: 約12〜15年
茨城県に最適な理由:
湿気が多く乾燥しにくい気候でも安定した性能を発揮。
特につくば市・土浦市・牛久市・龍ケ崎市などの湿地エリアではおすすめです。
関連記事👉AGCポリマー建材(ウレタン防水・サラセーヌ)
ウレタン防水 ― 絶縁工法
通気緩衝工法に似ていますが、
より下地との接着を避ける構造で「絶縁」して施工します。
特徴:
・下地の動きやクラックの影響を受けにくい
・湿気の逃げ道を確保し、再膨れを防ぐ
・旧防水層を撤去しない「かぶせ工法」にも対応
用途:
ビル・マンション・陸屋根など、
大面積で下地が動きやすい現場に最適。
茨城県内では、工場や店舗屋上などでよく使われています。
シート防水 ― 機械固定工法
塩ビ製の防水シートを「ディスク板+専用ビス」で固定する工法です。
接着剤を使わないため、下地に湿気が残っていても施工が可能。
特徴:
・風圧や湿気に強く、塩害にも耐性あり
・火気を使わないので安全
・塩ビシートは紫外線や熱にも強く、メンテナンスも少ない
耐用年数: 約15〜25年(製品により30年クラスもあり)
茨城県の沿岸部(鹿嶋市・神栖市・大洗町など)では特に有効。
潮風・塩害による金属劣化が起きにくく、
高耐久でメンテナンス回数を減らせます。
関連記事👉田島ルーフィング(シート防水)
FRP防水(繊維強化プラスチック防水)
ガラス繊維と樹脂を組み合わせた「硬質な防水層」。
住宅ベランダでは最も人気な工法です。
特徴:
・強度が高く、歩行に強い
・乾燥が早く、1〜2日で施工完了
・見た目が滑らかで美しい
注意点:
硬化しすぎると下地の動きに追従できず、ひび割れが発生しやすい。
耐用年数: 約10〜12年
トップコートは5年ごとに塗り替えが理想です。
工法別の比較まとめ
| 工法 | 特徴 | 耐用年数 | 適した場所 | 茨城でのおすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| FRP防水 | 硬くて強いが割れやすい | 約10〜12年 | 戸建ベランダ | ★★★★☆ |
| ウレタン防水(密着) | コスパ◎・下地に湿気NG | 約10〜12年 | 室内側・日当たり良好 | ★★★☆☆ |
| ウレタン防水(通気緩衝) | 湿気逃がす・改修向き | 約12〜15年 | 既存防水上施工 | ★★★★★ |
| ウレタン防水(絶縁) | 下地の動きに強い | 約12〜15年 | 屋上・大面積 | ★★★★☆ |
| シート防水(機械固定) | 高耐候・塩害対策◎ | 約15〜25年 | 屋上・沿岸地域 | ★★★★★ |
茨城県の気候と防水メンテナンス時期
茨城県は梅雨・台風・霜・乾燥と四季で気候差が大きいため、
防水層にとっては非常に過酷な環境です。
| 季節 | 注意すべき劣化 | 推奨メンテナンス |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 花粉・黄砂による汚れ | 洗浄・トップコート点検 |
| 梅雨(6〜7月) | 湿気・苔・カビ | 通気緩衝・シート防水向き |
| 夏(8〜9月) | 紫外線・高温膨張 | トップコート再塗装 |
| 冬(12〜2月) | 霜・結露・収縮 | シーリング補修・点検 |
特に、**梅雨前(5〜6月)**の点検が最もおすすめです。
この時期に小さな劣化を直しておくと、
夏~秋の台風シーズンを安心して過ごせます。
業者選びで失敗しないポイント
現地調査を丁寧に行うか
→ 下地のひび割れなどの確認は必須。
工法の説明が明確か
→ 「密着でいけます」だけでなく、通気緩衝や絶縁の提案ができる業者は信頼度高。
施工写真・保証書を発行してくれるか
→ 完工後の証明書や報告書がある会社は管理意識が高いです。
関連記事👉外壁塗装で失敗しないための業者選び
まとめ
茨城県のように湿気・雨・寒暖差が激しい地域では、
防水工事の選択が家の耐久性を左右します。
💡おすすめは「通気緩衝工法」と「機械固定工法」。
どちらも湿気や温度変化に強く、長期的に安心できます。
ベランダ床に少しでも
・膨れ
・色あせ
・ひび割れが見えたら、早めに専門業者に相談を。
小さな劣化でも放置すると内部が腐食し、修繕費が数十万円単位になることもあります。
📞 合同会社HIGHでは、茨城県全域(牛久市・龍ケ崎市・土浦市・つくば市・取手市・水戸市・石岡市など)でベランダ防水・外壁塗装を対応しています。
・外壁劣化診断士による現地調査
・写真付き報告書の提出
・通気緩衝・機械固定など現場に最適な提案
を行い、適正価格・高品質施工をお約束します。

合同会社 HIGH茨城営業所は、外壁塗装や屋根塗装、雨樋修理をメインにリフォーム工事を行っております。茨城県に支店を構え、茨城県全域で施工対応が可能となっております。その他にも屋根板金カバー、水回り工事、内装工事など様々な建物のトラブルにも対応しております。
FAQ
よくあるご質問
- 外壁塗装はなぜ必要なのですか?
-
外壁塗装は見た目を美しく保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要なメンテナンスです。
放置するとひび割れや雨漏りの原因になります。 - 塗装のタイミングは築何年くらいが目安ですか?
-
一般的には築10年ごとが目安ですが、立地や使用塗料によって前後します。
チョーキング(粉吹き)やひび割れがあれば早めの塗り替えをおすすめします。 - 工事期間はどのくらいかかりますか?
-
通常は3週間程度です。
天候や建物の大きさにより多少前後しますが、事前にしっかりと工程をご案内いたします。 - 雨の日でも塗装はできますか?
-
基本的に雨天時の屋外塗装は行いませんが、雨の影響を受けない場所であれば作業可能な場合もございます。
状況を見ながら柔軟に対応いたしますので、ご安心ください。 - 工事中は家にいても大丈夫ですか?
-
はい、在宅でも問題ありません。
ただし、足場の設置や洗浄時に多少の音や振動が発生しますので、あらかじめご説明いたします。 - 塗料のにおいは気になりますか?
-
最近の塗料は水性が主流で、においもかなり軽減されています。
気になる方には低臭タイプの塗料をご提案いたします。 - どんな色でも選べますか?
-
はい、基本的に自由に選べます。
カラーシミュレーションや実際のサンプルをご用意し、イメージ通りの仕上がりをご提案します。 - コーキングの打ち替えも必要ですか?
-
はい、外壁塗装と同時に行うのが一般的です。
コーキングが劣化していると、塗装後も雨漏りやひび割れが起きる恐れがあるため、塗装とセットでの施工をおすすめします。 - ご近所へのあいさつはしてもらえますか?
-
はい、当社では工事前にスタッフがご近所様へご挨拶に伺い、工事内容や日程について丁寧にご説明いたします。
また、工事完了後にもご挨拶にお伺いし、近隣の方々への配慮を徹底しておりますので、どうぞ安心してお任せください。 - 工事中に窓は開けられますか?
-
足場にメッシュシートを張るため、窓の開閉は制限される場合があります。
換気や生活への影響を最小限にするよう配慮いたしますので、ご安心ください。 - 見積もりを取ったら必ず契約しないといけませんか?
-
いいえ、もちろんそんなことはありません。
お見積もり・ご相談は無料ですので、他社との比較や検討材料としてお気軽にご利用ください。
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会社概要
- 会社名
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- 事業所名①
- 東京本社
〒153-0044 〒153-0044 東京都目黒区大橋1丁目3-8 Bnd Bldg 6F
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- サービスエリア
- 日本全国
- 設立日
- 2022年4月8日
- 事業所名②
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〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1丁目10−1
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